とある数学徒のひとりごと

ゆるく, しかし粘り強い思考を求めて

ドーナツの穴よ、何処へ

数日前、ドーナツを食べていた時にふと、この穴はどうして空いてるんだろうか?という疑問が頭をよぎり、次の瞬間、揚げるときに熱を通しやすくするためだという正解っぽい結論が出てしまい少し寂しくなってしまいました。

指でくるくる回すためだとか、お菓子の車を作るときに車輪にするためだとか、そういった面白味のあることが考えられなくなっているような気がしてなりません。

日々の生活をしていくために、楽しいことを犠牲にするというのは仕方なく、それゆえの感受性の欠乏なのかもしれません。

そう思うと、子供の時によく言われた「好きなことをしなさい」は果たしていいことなのでしょうか?(そもそも命令形なのが面白おかしいところではありますが(笑))

院に進むと、友人たちからは、好きなことができていいなぁといわれますが、実際のところ、研究で好きなことができるということはあまりないと思います。

結局のところ、ある程度形になるようなテーマを選んでいかねばならず、そこと自分の興味との折り合いをつけていくのですから。

なんともよくわからない。

最近、文章がうまく書けなくなってきました。

どうしたものでしょうか...